心理学の具体的な学び方とメリット
心理学を学ぶ方法は、大きく分けて2つあります。まず、大学で学ぶ方法です。大学で学ぶメリットは、基礎が身に付くことです。心理学は複数の分野があり、独学で全てを学ぼうとすると、相当な時間と努力が必要になります。しかし、大学では各分野ごとに専門の講師がいるため、あらゆる分野を基礎からまんべんなく学ぶことができるのです。大学で学ぶメリットには、実験ができることも挙げられます。実験では、コミュニケーションを通じて心の構造を理解したり、日常生活では見ることのできない特殊な器具を使用します。計画を立てて、心理現象を実際に体験することで、心理学への理解をより深めることができるのです。
心理学を学ぶもう1つの方法は、独学です。独学のメリットは、時間に縛られずに学べることが挙げられます。レポートや試験がないので、自分のペースで学習を進められます。また、お金がかからない点もメリットです。自分に合った本だけを使用したり、インターネットを活用することで、金銭面の負担が軽くなります。
それぞれの学び方の注意点とは
大学で学ぶ場合の注意点は、学費がかかることです。通学制に4年間通う場合は数百万円、通信制であっても100万円前後かかります。また、レポートや試験などをクリアしなければ、単位を修得することができません。学習計画をしっかり立てましょう。独学で学ぶ場合の注意点は、古い情報や間違いに気づきにくい点です。指摘する人がいないため、自力で解決しなければなりません。複数の参考図書に目を通したり、インターネットで最新の情報を取り入れるようにしましょう。
心理学の大学を選ぶときには、大学名で選びがちですが、どんな専門分野が学べるのかを重視することが重要です。発達心理学、人格心理学、社会心理学などさまざまな分野があります。目的に応じて大学を選びましょう。